災害から家族を守るためにできること ~おすすめの防災グッズも紹介します~

防災

突然ですが、想像して下さい。

 

 

たった今、自治体から「避難勧告」が出ました。

 

 

 

あなたは、すぐに避難できる状態にあるでしょうか?

 

恥ずかしながら、我が家は何も準備できていませんでした。

我が家には、1歳と3歳のこどもがいます。

ふと脳裏をよぎりました。

 

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今、この瞬間に災害が起こったら、

この子達を守れないかもしれない。

 

地震や豪雨、台風などの災害が、日本各地でいつどこで起こってもおかしくない状況です。

 

特に地震に関しては、今後30年で高確率で発生すると言われています。

 

✅30年以内に高確率で発生する地震

・南海トラフ  M8〜9  70〜80%
・首都直下地震  M7  70%
・青森県東方沖〜岩手県沖北部  M7〜7.5  90%
・宮城県沖  M7〜7.5  90%
・茨城県沖  M7〜7.5  80%

出典元:今からできる!日常防災 池田書店 監修 永田宏和,公益財団法人ボーイスカウト日本連盟 P6

※M:マグニチュード  %:確率

 

こんなにはっきりと数字を出されていて、

何も対策をしないのは自殺行為だと思いました。

 

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自分の家族の命を守れないかもしれない。

ハッとしました。

 

私は看護師として、一家の大黒柱として、自分も含め大切な人達を守るために、

今後来る災害に対して、今できることをしたいと強く思いました。

まずは知ることから!

学びを共有したいと思い、対策をブログにまとめました。

我が家の5つの対策

地震や豪雨、台風などで一週間ライフラインが途絶えた状況を想像してみて下さい。

 

 

☑コンロや電子レンジ使えない
☑冷蔵庫使えない
☑トイレ使えない
☑お風呂入れない、
☑携帯電話使えない
☑テレビつかない
☑冷暖房かけれないから、夏は暑い、冬は寒い
☑夜は真っ暗 etc

 

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思いつくだけでも、悲惨な状況。。子どもやお年寄り、身体が不自由な方にとってはなおさら大変な状況になることが想像できる。。

 

「備えあれば憂いなし」とはよく言ったもので、

本当に日ごろからの備えが必要だと感じました。

 

災害への我が家の対策は以下の5つです。

 

  1. 1週間生活できるよう備蓄品を準備
  2. 避難所の場所や経路の確認
  3. 災害アプリや災害伝言ダイヤルを使ってみる
  4. 防災ごっこやキャンプを体験してみる
  5. 離れ離れになった時の家族の集合場所を決めておく

 

なぜこの5つが大切と思ったか、理由を含めてひとつずつ解説していきます。

1週間生活できるよう備蓄品を準備

大きな災害時は停電が発生します。
南海トラフ地震の被害が大きい地域では約9割が、首都直下地震では全体の約5割が発災直後に停電すると予想されています。
電気が復旧しない真っ暗な中でも、余震は続きます。
南海トラフ地震では復旧まで1~2週間かかる地域もあると想定されています。
出典元:今からできる!日常防災 池田書店 監修 永田宏和,公益財団法人ボーイスカウト日本連盟 P17
さらには
水道が使えなくなり、ガスがストップします。
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ライフラインが途絶えても

一週間は生活できるだけの備蓄品が必要すね!

カテゴリーは4つに分けられます。

①食料 ②情報 ③排泄 ④衛生

 

それぞれの備蓄品を順番にみていきます!

食料

 

 

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1人が1日に2L飲む×7日分と考えて、

1人2L×7本は準備しときたい。

 

我が家は「長期保存水」を常備しています!


レトルト食品、フリーズドライ、乾物など

 

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災害時は、1~3日目までは冷蔵・冷凍していた食品を、

その後は、備蓄していた常温保存の食品を食べるなど、順番を工夫しよう。

 

我が家は、「災害日」の題して定期的に下記商品を食べる日を設けるようにしました!予行練習ですね。

 


 

クーラーボックス、保冷剤

停電時はクーラーボックスと保冷剤で要冷蔵の食品を保管します。

 

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クーラーボックス1~2台、保冷剤(大)1~2個を準備しておこう

 


ローリングストック法

ちなみに、我が家では「ローリングストック法」を始めました!

「ローリングストック法」とは、レトルト食品や水など、普段使っているものを常に多めに家に置いておき、使った分だけ買い足す方法

 

 

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この方法なら、

「初めて非常食を食べたら口に合わなかった。。」

ということが回避できます。

 

カセットコンロ1台、ガスボンベ15~20本(2~3日に1本×1か月)

 

南海トラフ地震では、都市ガスの供給が開始されるまで一か月程度かかると予想されています。

 

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一か月は長い。。

備蓄食品を利用するには、ライフライン停止への備えも必要ですね。

ガスボンベの使用期限はおおよそ6~7年なので、

普段使いして買い足す「ローリングストック法」がオススメです!


 


キッチンバサミ、ピーラー

断水時、まな板と包丁を使うよりも節水できるのが、キッチンバサミとピーラーです。


 

 

 

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除菌ウェットティッシュで拭き取れば、水を使わなくてすみます!

情報

携帯ラジオ(電池式か充電式)

停電してしまうとテレビでの情報が入らなくなります。

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東日本大震災では、

地震後の片づけをしていた人たちが、停電でテレビがつかなかったために、逃げ遅れて津波の犠牲になったと報道ありましたね。。

 

電池式または充電式のラジオは命綱です。


携帯電話のバッテリー(電池式)

 

「北海道がまるごとブラックアウトして、携帯の基地局すらダウン。乾電池50本とバッテリーを家族分、用意していたおかげで、充電に困ることなく安心に過ごせました」(北海道担振東部地震・29歳女性・息子6ヵ月)出典元:全災害対応!子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパとつくりました 祥伝社 NPO法人ママプラグ P72

 


 

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1人につき乾電池50本。。

多いように感じるけど、経験者の声はとても貴重です。

ローリングストック法を活用しながら、普段から多めにストックすれば良いですね!

 


排泄

非常用トイレ

 

 

下水道がダメになると、復旧までに約1ヵ月かかる場合があります。

 

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逆流や詰まりを起こすため、下水道の復旧までトイレの水は流せない。非常用トイレはできるだけ多く準備しておきましょう。

最低でも1週間分は準備!!

 


消臭袋

 

下水道復旧まではトイレの水は流せないので、匂いの対策は必須です。

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生ごみにも使えるので、多めに買っておくと便利です!


衛生

ウェットティッシュ

赤ちゃんがいる家庭では、赤ちゃん用のおしりふきで代用できます。

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赤ちゃん用のおしりふきは、

アルコール入っておらず肌に優しい。さらに低コスト!


口腔ケア用ウェットティッシュ


ドライシャンプー


除菌ジェル

 

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👆は断水中でも衛生管理するのに揃えときたいですね!


マスク


マスクは保温、保湿だけではなく粉塵などを防いでくれます。

 

その他

軍手

割れたガラスや浸水した家具などの運び出しに役立ちます。ケガの防止にもなります。


ヘッドライト

真っ暗な中、常に片手が塞がる懐中電灯は不便。1人1個あるのがベスト!


LEDランタン

停電時には必須!


100円均一にもあるので是非準備を!

新聞紙

食器や応急処置の添え木、断熱材として使用できる


ゴミ袋(45L)

ゴミを保管したり、穴をあけてレインコートや防寒グッズとしても使用できる


ラップ

皿にラップを敷いて食事をすれば、食器を洗わなくてすむので節水できる


リュックサック

給水袋を入れて背負ったり、子連れで物資をもらいに行くときに両手が使えるので安全です!


現金

停電すると電子マネーやクレジットも使えなくなります。

1,000円札と小銭合わせて、20,000円分は用意しておきましょう。10円玉は公衆電話を使う際に必要です。

 

絵本

災害後、家の中で子どもは時間を持て余します。絵本や本、オセロなど電気がなくても楽しめるものを揃えておきたい

避難所の場所や経路の確認

 

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いざという時に早めに対応できるよう、

以下の2つは事前に把握しておきましょう!

散歩がてら確認するのがオススメ!

 

避難所の場所

指定されている避難所を確認しておきましょう。

 

自治体によっては、地震時や水害時では避難場所が異なります。

 

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土砂や冠水などでの通行止めの可能性を考え、

避難所までの経路を複数シミュレーションしておこう!

 

公衆電話の場所

 

災害時は、固定電話や携帯電話はほぼ使えなくなります。

音声通信の手段が公衆電話だけでになる可能性もあります。

 

 

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設置場所は以下の検索サイトで確認できます!

※NTT東日本、西日本が運営する検索サイトです

 

☑公衆電話 設置場所検索(東日本)

https://service.geospace.jp/ptd-ntteast/PublicTelSite/TopPage/

☑公衆電話 設置場所検索(西日本)

【NTT西日本】公衆電話 設置場所検索 - 公衆電話情報(個人のお客様向け)
公衆電話 設置場所検索について。NTT西日本の公衆電話検索ページです。府県・郵便番号といった住所情報や、地名・施設名・駅名などのランドマーク情報から、最寄りの公衆電話の位置を検索し、地図表示が可能です。【NTT西日本】公衆電話全般に関する情報はこちらから。種類や利用方法、料金情報や設置場所(西日本エリア)についてもこち...

 

地図だけではなく、実際に足を運ぶことが大切です!

散歩がてら足を運んでみて下さい。

 

災害アプリや災害伝言ダイヤルを使ってみる

できるだけ早く正確な情報を得るには、アプリも役立ちそうです。

ざっと調べてみると

 

✔「ココダヨ」

  • 家族などのメンバーを登録しておくと、災害時に登録者の位置情報を共有できる。
  • 最寄りの避難所の情報を閲覧できる。
  • 有料アプリなので値段と相談。。

 

✔「radiko(ラジコ)」

  • 携帯やパソコンから地上波のラジオ放送を取得できるアプリ
  • radikoだと耳から情報を確認しながら安全に避難できる
  • 地域のラジオ局が被災しても全国ネットから情報を仕入れることができる

 

✔「トイレ情報共有マップくん」

  • 災害時はもちろん、日常生活でもトイレの場所を把握できるアプリ
  • 水洗・男女別・和式か様式かなどの情報、写真やコメントも閲覧できる
  • オフラインでも起動できる点は災害時に心強い

 

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この他にも色んな防災アプリが出てますね。

自分の状況に合ったアプリを取得しておくと、いざという時に安心です!

 

災害伝言ダイヤル(171)を活用しよう!

 

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ネットや電話回線がパンクした際に頼りになるのが、

「災害伝言ダイヤル(171)」です。

 

公衆電話から無料でかけられ、

ガイダンスに沿って操作するだけで、30秒の伝言が残せます。

公衆電話の位置を確認が大切です!

 

 

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家族全員で「災害伝言ダイヤル(171)」を体験しておきましょう!

  • 毎月1日、15日の0時~24時
  • 正月の三が日
  • 防災週間(8/30の9時~9/5の17時)
  • 防災とボランティア週間(1/15の9時~1/21の17時)

に体験できます!

 

防災ごっこやキャンプを体験してみる

防災ごっこ

自宅で被災した時のシミュレーションとして、子どもと一緒にできるのが「防災ごっこ」です!

 

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防災ごっこをしておくと、

いざという時に子どもがストレスを感じにくくなり、

大人も焦らずに対応できます!

 

☑防災ごっこのイメージ

  • 防災ごっこは、非常食の消費期限が切れるタイミングでするのがオススメ
  • 家の電気を全て消して、ランプの明かりや防災用品だけで一晩を過ごす
  • トランプやオセロなどアナログのゲームで家族で一緒に遊んでみる
  • 実際にやってみることで、口に合わない非常食や家族にとって必要な防災グッズが見えてくる

 

 

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是非遊びながら

「防災ごっこ」をやってみて下さい。

 

防災ピクニックやキャンプをしてみよう

 

避難する際の荷物を背負って、避難所や公衆電話までピクニックしてみましょう。

 

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避難所までのルートに倒壊しそうな古い家や塀がないか?

子どもと一緒に危険を確認しながら歩いてみて下さい

 

☑防災ピクニックの効果

  • 避難所まで安全にいけるルートを把握できる
  • 非常食を食べるなど防災グッズを試すことができる
  • 避難時に実際に運べる荷物の量を体感できる

 

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楽しみながら、防災訓練ができるイメージですね!

 

防災ごっこ、防災ピクニックをしてみたら

防災キャンプをしてみて下さい。

 

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防災キャンプと言っても、通常のキャンプでOKです!

キャンプは最高の防災術、そしてキャンプ用品は最強の防災グッズです。

 

離れ離れになった時の家族の集合場所を決めておく

 

 

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災害はいつどこで起こるか分かりません。

家族全員が別々の場合もあれば、はぐれてしまうこともあり得ます。

 

その時は、

上述した「防災アプリ」や「災害伝言ダイヤル」の活用しましょう。

それでも全く連絡がとれない時があると思います。

 

 

 

その時のために、集まる場所を事前に決めておくことが非常に大切です。

 

公園や避難所などでもいいでしょう。安全な場所を選択しましょう。

 

事前に集まる場所を、家族で決めておく。今すぐにでも家族で話をしてみて下さい。

 

まとめ

災害は、いつどこで起こるか分かりませんが、

日本では今後30年以内に巨大地震が高確率で起こると言われています。

今後、高確率で起こるであろう災害に対して

自分の命や大切な人の命を守るためにも、防災の備えが必要だと感じています。

今すぐできることばかりだと思うので、少しずつ取り組んでみて下さい。

 

我が家の対策は以下の5つです

  1. 1週間生活できるよう備蓄品を準備
  2. 避難所の場所や経路の確認
  3. 災害アプリや災害伝言ダイヤルを使ってみる
  4. 防災ごっこやキャンプを体験してみる
  5. 離れ離れになった時の家族の集合場所を決めておく

 

子どもと一緒に楽しみながら、生活に防災習慣を取り入れられたらと思います!

 

防災を考える上での一助になれば幸いです。

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